かんしゃく、パニックへの対応の仕方 (吹田市放課後等デイサービス)
こんにちは、こどもプラス大阪吹田教室です
最近こどもプラスでは子どもたちがボードゲームや百人一首などをして遊ぶことが多いのですが、以前まで集団遊びなどの勝負事で巻けるとすぐにかんしゃくを起こしてしまう子供もいるため注意を払って様子を見ることにしています
友達や家族と遊んでいる時に自分が勝たないと気が済まずにテーブル上の物ぐちゃぐちゃにしたり、自分の意見が通らなかったりした時に他の子供を叩いたりその場から離れたりしてしまう事があるからです
家族で出かけている時に欲しいものを買ってもらえずに店の中で大声で泣いて騒いだりしてしまう事もあります
これは子供なら誰しも親など親しい人にはわがままを言って困らせたりする事はありますが、発達障がいのある子供の場合は親しくない相手にもかんしゃくを引き起こしたり、なかなか収まらなかったり他の子供よりも激しい事が多いとされています
無視して関心を向けない
子供がかんしゃくを起こした時に周囲の人を叩いたり、物を投げたりといった危険な行動が見られたときはすぐに止めるようにしますが、その際に大きな声でしかったり怒鳴りつけたりせずに、低い声でゆっくりと「やめなさい」と注意します
関心を惹こうとかんしゃくを起している事が多いため、その後は周りの物や人を遠ざけ、子供を一人にして過ごさせ、かんしゃくが収まるのを待ちます
床にひっくり返って暴れたりするなどの行動が見られた時には視線を向けずに無視をすることで「どんな態度をとっても、その要求は通らない」という大人側の意思表示になります
暴れたり泣いたりといった行動をやめたらその時には「よく我慢できたね」と言ってほめてあげます
そういった経験を積むうちにかんしゃくをおこしても要求が通らないということを理解し不満や怒りをぶつけることが次第に少なくなっていきます
パニックへの対応
自閉症の傾向のある子供の場合特定の状況下でパニックになってしますことがあります
パニックの現れ方は人によりさまざまで、大きな声で泣き叫んだり、その場から逃げ出してしまったり、自分の頭を叩いたり腕をかんだりの自傷行為などがあります
発達障害のある子供がパニックを起こすのには原因がありますが、その理由は周囲からはなかなか理解されにくいですが、子供が困っていたり悩んでいるのだということを察してあげてください
パニックを引き起こす原因
パニックを引き超す原因を子供によって異なりますが、以下のものがパニックになりやすい原因としてあげられます
・大きな音が聞こえたり触れられたなど感覚過敏による原因
・急な予定の変更、続けたいのに活動を中断させられるなどのこだらりによる原因
・うれしすぎたり、楽しすぎたりするなどの興奮がコントロールできない事による原因
・体調不良による原因
感覚過敏やこだわりなど、発達障がいでない人にとっては理解することは難しい問題ですが、子供たち自身にとっては耐え難い苦痛だということを理解してあげる必要があります
パニックが起きた時の対処法
もしパニックが起きてしまった時は危険なものを遠ざけ、他の人が声をかけたりすると刺激してしまい、更に興奮してしまう事があるため周囲の人を移動させ一人にし静かに見守ります
壁に頭をぶつけたりする場合は、無理に身体を押さえつけると本人を刺激し逆効果になりパニックが長引いてしまうので、壁と頭の間にクッションを挟むなどし防ぎます
パニックを防ぐには
子供を観察しているとどういった状態でパニックになりやすいのかが見えてくるようになります
例えば周りの騒音が苦手という子供には、周りの音が聞こえない様にしたり、こだわりを強く持つ子供の場合は物の置き場所はなるべく変えず、やむを得ない場合は前もって説明をすることでパニックが起こるのを回避することが可能になります
一度起きてしまったパニックを鎮めるのは本人も周囲も相当な時間とストレスがかかる上に繰り返しパニックを起こしていると精神状態も不安定になり、再びパニックを起こしやすくなってしまうという悪循環になってしまうので、このように起きる前に防いでしまうのが効果的です
お問合せはこちら↓
吹田市放課後等デイサービス
こどもプラス大阪吹田教室
〒565-0801
大阪府吹田市五月が丘北5-10 メイカーサ千里PART2 1階
TEL: 06-6877-7280
Mail: info@kp-osaka-suita.com
LINE: kp-suita
お気軽にご相談ください
体験、見学等は随時受け付けております。
メールからも資料請求(無料)できます
吹田市青葉丘北の姉妹校
こちらも合わせて宜しくお願いします!